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九州内で土木・建築鉄骨の受注強化  KHファシリテック


大空間構造物などに注力

公共設備の鉄骨製造などのKHファシリテック㈱(北九州市若松区北湊町、橋岡康浩社長)は、九州内での土木インフラや建築鉄骨事業の受注を強化する。
新国立競技場の屋根など近年受注してきた大空間構造物の多くが完成する時期を迎えるほか、これまで全国の取引が多かったことから、九州内からの受注強化。今後は、株主の川重ファシリテック、㈱駒井ハルテック(東京都)との資本関係を生かし、従業員の営業力強化や技術力の向上を進める。橋岡社長は「今までの実績を生かし、九州内の市町村との受注増加が目標」と話している。
同社は、2020年4月設立。資本金は5千万円。売上高は60億円(20年3月期)。従業員数は80人。川重ファシリテック㈱(兵庫県)の九州事業所として1964年に開設、分社により今年4月に設立した。

2020年9月15日発行