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九州・沖縄地域12月のM&Aは1件 ストライク調べ


週刊経済2021年1月26日発行

取引額は10・5億円

2020年12月の九州・沖縄地域のM&A発表件数は1件で、取引金額は10億5千万円だった。M&A仲介の㈱ストライク(東京都、荒井邦彦社長)調べ。
全上場企業に義務づけられた東証適時開示情報のうち、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)の集計。
取引内容は次の通り。
㈱LITALICO(東京都目黒区、長谷川敦弥社長)が福祉事業所向け請求支援ソフト提供の福祉ソフト㈱(長崎県佐世保市、髙本智德社長)を子会社化すると発表した。  福祉ソフトは障害福祉施設で導入数トップの公費請求支援ソフト「かんたん請求ソフト」のほか、介護福祉施設向けにも同種の「かんたん介護ソフト」を持ち、いずれもSaaS(サービスとしてのソフトウエア)として展開している。
LITALICOは障害者の就労支援サービスを主力とする。福祉ソフトを傘下に取り込むことで、福祉関連の経営支援サービスを強化する。