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九州テレコム振興センターと自治体DXで連携協定 QTnet


週刊経済2022年8月9日発行

双方の資源活用し支援体制構築

九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は、産学官連携で九州における地域情報化を支援する一般社団法人九州テレコム振興センター(略称・KIAI、熊本市中央区山崎町、会長・宇佐川毅国立大学法人熊本大学理事・副学長)と「自治体DX(デジタル変革)に関する連携協定」を7月1日に締結し、同27日に締結式を開催した。
これは、政府が「デジタル田園都市国家構想」の実現を掲げ、総務省が「自治体DX推進計画」を策定するなど地方自治体のデジタル化が加速するなか、自治体のデジタル化・ICT化の知見、実績を有する両者が連携し、自治体DXの実現に向け、その推進・改革に取り組むもの。双方の資源を最大限かつ有効に活用した支援体制を構築し、自治体のDX推進事業について連携協力する。
KIAIは1988年6月発足の社団法人九州テレコム振興センターと2007年10月発足の九州情報通信連携推進協議会(KIAI)が10年7月に組織統合。13年4月一般社団法人化。調査研究や人材育成、普及啓発、コンサルティングの4つの事業を活動の柱としている。