NEWS
九州の19水系で治水協定 九州地方整備局
Tag:
ダム107カ所を対象に
九州地方整備局は6月1日、5月末までに九州内19カ所の一級河川水系にあるダム107カ所を対象に治水協定に合意したと発表した。
協定は国が定めた「既存ダムの洪水調整機能の強化に向けた基本方針」に基づくもの。協定内容は①洪水調整機能強化の基本的な指針②事前放流の実施方針③緊急時の連絡体制の構築④情報共有の在り方⑤事前放流により深刻な水不足が生じないようにするための措置⑥洪水調節機能の強化のための施設改良が必要な場合の対応など6項目。河川管理者やダム管理者、利水者など106機関が協力し、ダムごとに実施要領などを策定し、洪水時の安全・安全向上に取り組む。県内では筑後川、矢部川、遠賀川水系の各ダムが対象となる。
2020年6月16日発行