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九州の食肉会社と合弁会社設立へ 梅の花
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焼き肉店など展開
湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼CEO)は12月4日、和牛の褐毛和種「あか牛」を肥育生産する農業組合法人甲誠牧場(熊本県阿蘇市、甲斐誠一理事)と共同出資で合弁会社を設立する基本合意を締結した。
基本合意は甲誠牧場と、食肉加工の㈲三協畜産(熊本市、甲斐誠一社長)、飲食店を展開する㈱三協ダイニング(熊本市、木村久美子社長)の3社で構成された「あか牛の三協グループ」と締結している。同社はこれまで肉をメーンにした業態を展開できていなかったが、事業拡大により男性、若年、ファミリー層の囲い込みを強化する。合弁会社は2019年1月に設立予定で、資本金は500万円。出資比率は甲誠牧場が60%、梅の花が40%。高級焼き肉店の業態で、東京、大阪、福岡を中心に10店舗程度出店していく方針。
また、同社は同日、三元豚や黒毛和牛の食肉販売の㈱南州ミート(鹿児島県肝付町、石松光社長)との合弁会社設立にも合意した。合弁会社は19年1月設立予定で、資本金は500万円。出資比率は南州ミートが70%、梅の花が30%。黒豚のしゃぶしゃぶ店と黒毛和牛の焼き肉店をそれぞれ10店舗ずつ出店していく。
同社は1990年1月設立。資本金50億8294万円。18年9月期売上高は326億4700万円。従業員数696人。
2018年12月18日発行