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九州の農家向けにネット販売サービス  フォスター


生産性向上に向けたコンサルも

Webサイト制作や福祉サービスなどを展開するフォスター㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、青木日吉社長)は9月1日、九州エリアの農家向けにネット販売サービスを開始した。
廃棄野菜の減少と農業活性化を目指したもの。専用直販サイト「NOUEN(のうえん)」に無料で農産物を掲載することができ、注文の売り上げ10%を同社に支払う仕組み。掲載ページの運営、注文処理など発送作業以外は全て同社が実施する。また、同サービスと並行して、後継者不足に悩む農家の法人化支援や効率化に向けた農業ドローンの活用提案など、コンサルティングにも取り組んでいく。7月には農業支援専任のスタッフを2人雇用した。青木社長は「今は野菜が中心だが、フルーツの品目拡大にも力を入れている。サイトの掲載を通じて農家の販路拡大に寄与すると共に、生産性向上のお手伝いもしていきたい」と話している。
同社は2015年2月設立。資本金1千万円。従業員数23人。

2020年9月1日発行