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九州の偉人・文化を漫画で伝えるWebサイト 梓書院
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漫画家の発掘と育成目指す
出版社の㈱梓書院(福岡市博多区千代3丁目、田村志朗社長)は1月7日、九州の偉人・文化についての漫画を紹介するWebサイトを開設した。
サイト名は「マンガ九州の偉人・文化ものがたり」で、九州にまつわる偉人や歴史に関する漫画を紹介していくもの。同社はこれまで、郷土の偉人についてのストーリーを漫画化した書籍を多く手がけてきたほか、17年12月からは経営者の創業ストーリーや企業理念を漫画にする企業向けサービスも開始。今回、九州の偉人や文化についての漫画に特化したWebサイトを立ち上げることで、漫画制作サービスの認知度向上を図る。
また、長編漫画を制作できる漫画家の発掘や育成の目的も兼ねており、サイト内で漫画家の募集も実施。過去に同社が発行した漫画書籍の短編バージョンを掲載するほか、新規・若手の漫画家らの新たな作品をサイトで紹介していく。現在は十数名の漫画家による25作品が公開されており、月に4作品のペースで掲載数を増やしていく。同社は「漫画はビジュアルで表現できて若い世代にも浸透しやすく、事業継承を考える企業などから社史や理念を伝える手段としても注目が高まっている。漫画制作のサービスや地元の漫画家について知ってもらうきっかけになれば」と話している。
同社は1972年12月設立。資本金1000万円。従業員数10人(パート含む)。
2019年2月5日発行