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九大学研都市駅前に3階建てテナントビルが完成 伊都エステート


美容室や英会話教室などが入居

不動産業の㈲伊都エステート(福岡市西区周船寺3丁目、進藤芳伸社長)が2017年7月から同区西都1丁目に建設していた初の自社テナントビル「ラ・クール伊都」が12月13日に完成した。

西区内の世帯数増加を背景に、九大学研都市駅周辺にテナントビルが少ないことから建設していたもの。場所は同駅北口そば、「TAKEOKA・BLD」東隣。敷地面積は243㎡。建物は3階建て鉄骨造りで延べ床面積が約500㎡。1階の契約面積は1区画120㎡。2、3階はともに2区画で59㎡と62㎡。坪あたりの賃料は1階が1万2000円。2階が1万円。3階が9000円。1階に保育所、2階に美容室と英会話教室。3階にBARが入居予定で、3階が1区画空いている。契約テナントは2月をめどに順次オープンする。進藤道宣取締役は「建物はガラス張りでこの辺りのビルにはない斬新なデザイン。街の活性化の一助になれば」と話している。

同社は1998年3月設立。資本金300万円。従業員数5人。2016年12月期の売上高は6000万円。進藤社長は福岡市西区元岡出身。1954年5月5日生まれの63歳。東京農業大学拓殖学科卒。趣味はゴルフ、料理。

2018年1月16日発行