NEWS

九大大学院に20万円を寄付 日建建設


週刊経済2022年1月25日発行

佐賀銀行の私募債発行で

総合建設業の日建建設㈱(福岡市中央区六本松3丁目、金子幸生社長)は12月15日、九州大学大学院BeCAT(福岡市西区元岡、重松象平センター長)に20万円を寄付した。
佐賀銀行(坂井秀明頭取)のさぎんSDGs私募債「地域の芽 未来の芽・育む債」の発行に伴う。同私募債は、事業者の資金調達と同時にSDGsの普及拡大や地域の社会的課題解決に取組むことができ、私募債発行金額の0・2%相当額のSDGs普及拡大や社会的課題解決の取組みに資する物品、寄付金などを佐賀銀行の営業地域内にある学校・団体等へ寄贈する仕組み。同社は2021年8月31日付で同私募債1億円(償還期間5年)を発行し、同業界を志し環境建築の調査や研究・社会実装を目指すBeCATに寄付した。
同社は「人手不足が問題とされる中で、地元の建設業界を志望する意識が芽生えたら嬉しい。企業と学生とのつながりをつくっていきたい」と話している。
BeCATは人間環境学研究院総合理工学研究院芸術工学研究院の略。
同社は1946年10月創業、1950年3月設立。資本金5千万円。従業員数は30人(グループ)。