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九大六本松跡地の複合施設内に書店オープン 九州TSUTAYA


直営の「蔦屋書店」は九州初

㈱九州TSUTAYA(福岡市早良区西新5丁目、鎌浦慎一郎社長)は9月26日、九大六本松キャンパス跡地(同市中央区六本松4丁目)の複合施設「六本松421」2階に書店をオープンした。

店名は「六本松 蔦屋書店」で、直営の「蔦屋書店」は九州初。売り場面積は約2314㎡。売り場は18万冊の書籍や雑貨販売、レンタルCD・DVDスペースにスターバックスコーヒーを併設したブックアンドカフェの業態で構成し、座席数は200席。営業時間は午前7時から午後11時まで。スタッフは約100人で南原尚幸取締役が館長に就任した。

「GOOD LOCAL」をスローガンに掲げ、売り場を旅、食、子育て、音楽、ファッション、アートの6ジャンルで構成し、各ジャンルには地元出身者を中心としたコンシェルジュが就くほか、6つのイベントスペースでは地元アーティストなどが展示会やライブを開き、来館者が文化に触れる場を設けた。この他に、調理器具・雑貨コーナーや輸入ボードゲームを取り揃えたコーナー、洋服のセレクトコーナーを新たに立ち上げた。また、サンドイッチ店「バイ ミー スタンド」、スムージー・スープ店「マーゼル マーゼル」、ドライフラワー「コテ ジャルダン」、文房具・雑貨の「コーナーショップ」の4店舗がテナントとして入居している。鎌浦社長は「本屋は街づくりの一環。カフェ併設店の集客力を強みに、幅広い年代層が楽しめるフラッグシップとしたい」と話している。

同社は2015年4月設立。資本金1000万円。

2017年10月3日発行