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乗用草刈機の新製品を発売 オーレック


乗り心地、耐久性向上

乗用草刈機、自走式草刈機の㈱オーレック(八女郡広川町日吉、今村健二社長)は4月、乗用草刈機の新製品を発売した。
製品名は「ラビットモアーRM982F」で、これまでも四輪駆動の「ラビットモアー」シリーズで展開していたが、従来型に比べ乗り心地やメンテナンス性、耐久性を向上させた。新製品はハンドルの上下調整機能に加え、新たにシートスライド機能、シートサスペンション調整機能を標準装備し、操縦者の体格、好みに合わせた居住性を発揮。また、メンテナンス面ではステップ部、シート下部、作業部の右カバーが簡単に開閉し、作業後の清掃、注油作業や刈り刃の交換が簡単にできる。さらに、従来の樹脂製のHSTオイルタンクから金属製へと変更し、高い強度と耐久性を実現し、大径オイルフィルターの採用によりHSTオイルの循環効率を向上させ、あらゆる環境での作業においても出力を維持するという。全長が約2m、幅が約1m、高さが約1mになる。価格は113万4000円(税込)。同社では「新製品開発により農業において作業効率、また環境面を考慮していきたい」と話している。

2018年5月29日発行