久留米市日吉町にＢＰＯ拠点　和歌山市のシティコンピュータ

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週刊経済2023年10月3日発行号

１０月から事業開始

和歌山市のシティコンピュータ（川原雅友社長）は９月２０日、久留米市日吉町にＢＰＯ拠点を開設、久留米市と進出協定を締結した。１０月から事業を開始する。
各企業の経理に関するデーター入力やコールセンター機能など業務プロセスの一部を受託するＢＰＯ事業の拠点として開設するもので、名称は「ＫＵＲＵＭＥ　ＤＸセンター」。場所は同市日吉町の明治通り沿い、久留米シティプラザ向いのＭＥＤＩＡ（メディア）７ビル４階。フロア面積は３４８・２６㎡。従業員数は３０人で、地元からの新規雇用は１５人。同社におけるＤＸセンターの開設は２１年８月の新大阪ＤＸセンター（大阪市淀川区）以来２カ所目。進出協定式には川原社長が出席。原口新五市長と協定書を交わし、記念撮影に応じた。川原社長は「アジアを見据え、ＩＴも絡めたデータセンターを目指していきたい」とコメントした。
同社は１９８９年５月設立。資本金は３千万円。従業員数は２６５人で、和歌山市を本社に東京、仙台、福岡など国内に８カ所、海外には米国、フィリピンなど４カ国に拠点を置いている。