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久留米市中央町にコールセンター開設 えみの和
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久留米市と立地協定締結
健康食品の通信販売事業などを展開する㈱えみの和(福岡市博多区博多駅前2丁目、井上学社長)は12月1日、久留米市中央町にコールセンターを開設、12日に久留米市と立地協定を締結した。
場所は同町の久留米中央町ビル5階。フロア面積は92・39㎡。健康食品や健康器具の通信販売事業の拡大に合わせ、同市にセンターを開設した。当初、10人(うち7人が市内在住)でスタートし、3年目に27人体制まで増員する。
市役所8階市長特別応接室であった締結式では、同社の井上学社長、久留米市の楢原敏利則市長が福岡県企業立地課の上川康幸課長の立ち合いで、地元雇用や地域振興などの項目で構成した協定書にサインし、握手を交わした。
調印式終了後の質疑応答で、井上社長は「センターの開設地を3カ所に絞って準備を進めていたところ、最初に当社を訪ね、進出を呼び掛けたのが久留米市だった。物件の案内や助成制度の提案など親身になって相談していただいた」と進出に至る経緯を説明、「売り上げを伸ばして、新しい雇用を作り、久留米地域の活性化に貢献していきたい」と話した。
楢原市長は「交通利便性や人材供給力、オフィス進出に関する充実した助成制度などが評価されたことが進出につながった」とした上で、「16年度から力を入れているオフィス関連の誘致もこれまで10社、200人超の雇用を生むなど目に見えた成果が表れている。引き続き誘致活動に力を入れることで産業振興、地方創生につなげていきたい」と話した。
同社は1998(平成10)年7月創業。㈱エスアイホールディングス(山田晃久社長)傘下で、資本金は1000万円。売上高は15億円で、従業員数は275人。「やまだの青汁」などの健康食品の通信販売、卸販売などを展開している。
2017年12月19日発行