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久留米市中央公園官民連携魅力創出事業に選定 高橋
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週刊経済2021年7月6日発行
地域全体の賑わいづくりへ
不動産賃貸や飲食店経営の高橋㈱(久留米市諏訪野町、高橋彦太郎社長)は4月6日、久留米市の中央公園官民連携魅力創出事業の事業者に選定された。施設は来年6月にオープン予定。
中央公園の共用面積は23万8108㎡で、コンセプトは「くるめ木漏れ日パーク‐街をつなぐ持続可能なグッドサイクルの創出‐」。カフェやヨガ・トレーニングなどのライフスタジオを設置するほか、地元食材を活用したマルシェはファーマーズマーケットのイベントを開催し、食と健康を軸としたサービスを提供していく。また、公園の環境を生かした最小限の建築計画で、休憩スペース付のトイレや、デッキ・ベンチの配置によって滞在快適性の向上を図るという。公園内施設は最小限の機能とし、周辺施設機能と相互補完することで、回遊性の向上も目指す。
同社では「市民が新たな活動にチャレンジできる環境をつくり、企画・育成・連携というサイクルを形成することで、地域全体の持続可能な賑わいづくりを実現していく」と話している。
同社は1946年11月創業、1949年1月設立、資本金1億円。売上高35億円(グループ合計)。従業員数486人(グループ合計)。