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久留米市の藤光産業団地内に鶏卵処理施設を建設 臼杵市のJAうすきたまごファーム 総事業費17億円
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鶏卵製造販売のJAうすきたまごファーム株式会社(大分県臼杵市、篠原浩二社長)は8月19日、久留米市と立地協定を締結し、同市藤光町の「藤光産業団地」内に鶏卵処理施設を建設することを明らかにした。総事業費は17億円で、完成は来年3月15日の予定。
鶏卵生産事業の拡張を図るもので、同団地内に鶏卵の洗浄、選別、包装作業を行う工場を新設する。場所は県道758号(藤田日吉町線)沿い、野添川南側。名称は「JAうすきたまごファーム株式会社福岡鶏卵センター(仮称)」で、総事業費は17億円(土地、建物含む)。敷地面積は1万3767平方m。建築面積3443平方mの鉄骨平屋建て。今年10月に着工し、完成は来年3月15日、同4月から稼働する予定。
工場にはコンテナ洗浄機およびシュリンク包装機、温泉卵器、トレー洗浄機、蒸気ボイラーなどを設置。完成後はスタッフ26人(うち新規雇用者数は10人程度の計画)でスタートする方針。
同社はジェイエイ北九州くみあい飼料株式会社(福岡市中央区那の津5丁目、八幡憲一郎社長)の関連会社として2008年3月に設立。資本金は8300万円、従業員数は72人。現在、農場を大分県臼杵市、宗像市、山口市で展開している。今年4月、社名を「株式会社臼杵養鶏場」から現社名に変更した。