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久留米市と災害時協力に関する協定 高等教育コンソーシアム久留米
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週刊経済2021年12月28日発行
災害時の施設提供など
久留米市内5つの高等教育機関で構成する高等教育コンソーシアム久留米(事務局・久留米市六ツ門町、理事長・内村直尚久留米大学学長)は12月17日、久留米市(大久保勉市長)と災害時協力に関する協定を結んだ。
官学連携による支援体制を構築し、地域の防災力向上を図るもの。久留米大学、久留米工業大学、聖マリア学院大学、久留米信愛短期大学、久留米工業高等専門学校の5校は、一時避難先として学校施設の一部を提供するほか、車中泊避難できる施設の提供、救援物資の集積、配送などの拠点化、学生ボランティアの募集、および活動支援などを担う計画。同団体は「久留米市域内で大規模災害の発生、または発生のおそれがある際に、被災者や避難者に対する支援体制の充実を図りたい」と話している。
同団体は、地域発展を担う人材の育成や地域活性化への貢献を目的に2009年12月に設立した。