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久留米南スマートICを事業認可 国土交通省


週刊経済2024年9月18日発行号

新宮スマートICは準備段階調査

国土交通省は9月6日、高速道路に新設が計画されているスマートインターチェンジ(IC)のうち、高速道路会社に事業認可を行った国内6カ所、新規準備調査段階となる国内4カ所を発表、九州では事業認可箇所として久留米市の久留米南スマートIC、新規準備段階調査個所として糟屋郡新宮町の新宮スマートICが選ばれた。
久留米南スマートICは、九州自動車道久留米IC―広川IC間に設置される本選直結型で全方向形式。全車種に対応し、24時間の運営形態。同市では新産業団地の整備を進めており、企業誘致の促進など地域経済の活性化が期待されているほか、近年、頻発する豪雨災害で道路冠水に見舞われ、久留米ICの利用が制限されるため、災害時の代替道路の確保や陸上自衛隊久留米駐屯地から被災地等への輸送ルートなど防災機能の強化としても期待されている。
新規準備段階箇所に選ばれた新宮スマートICは、九州道福岡IC~古賀IC間に位置し、人口増加が続く福岡都市圏東部における交通渋滞緩和、人流、物流の促進など地域経済の活性化、防災機能の向上などが期待されている。