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主婦向け健診、特定保健指導サービスに参画 遠隔みまもり看護
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週刊経済2024年8月28日発行号
近畿健康管理センターなどと連携
遠隔看護サービスなどの遠隔みまもり看護㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、青木比登美社長)は8月2日、(一財)近畿健康管理センター(滋賀県大津市、木村隆理事長)とNPO法人クローバ(岐阜市、島田貴子代表)と共同で主婦層(被扶養者)への健康診断、特定保健指導が身近に受けられるサービスの展開を開始した。
女性支援を手掛けるクローバが主催するイベントで、近畿健康管理センターが移動型健診施設「総合検診車」による健康診断、遠隔みまもり看護がICTを使った遠隔面談による特定保健指導を担当し主婦層の健康診断と特定保健指導を促す取り組み。今後は、大阪、長野など近畿健康管理センターが単独で実施する商業施設での健康診断に遠隔みまもり看護も参加し、特定保健指導を手掛けるほか、クローバが岐阜周辺で開催するイベントなども3社連携でサービスを提供していく。青木社長は「従来の特定保健指導は、健診結果が出てから対面で実施するが、今回の連携で健診当日に初回面談が実施できるようになる。今回をモデルケースに、九州、福岡の健診関連事業者にも働きかけていきたい」と話している。