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主力製品出荷ずれ込み2期ぶり減収  ヤマウ    通期は黒字化見込む


 コンクリート製品製造、販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、中村健一郎社長)の16年9月の中間連結決算は、売上高が前年同期比2・0%減の74億300万円、経常損益が6億7500万円の赤字(前期は1億8100万円の赤字)となった。
 計画通りの受注が進んだが、主力のコンクリート製品の出荷が一部下期に繰り越したため、2期ぶりの減収。これに伴い経常損失も赤字幅が拡大した。公共工事の比重が高い同社では、下期偏重の特性を有していることから、下期は売り上げ増とともに利益確保も見込まれるため、通期は売上高が215億円(同6・9%増)、経常利益は5億7000万円(同0・4%)の黒字決算を見込んでいる。