主力寝具マットレスの分割バージョンを販売　モーブル

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小口配送サイズでＥＣサイトでの販売強化

家具メーカーの㈱モーブル（大川市中古賀、坂田道亮社長）は３月１日、主力の寝具マットレスのＥＣサイトでの販売強化に向け、小口配送サイズに対応した商品の販売を開始した。
従来は宅配便の規定サイズ（３辺合計２６０㎝以内）をオーバーしていたが、製造段階で中のマットを３分割し、小口配送の規定サイズに梱包することで配送時のコスト削減と煩雑さを解消し、ＥＣサイトでの取り扱い数を増やす狙い。対象商品は寝具マットレスの「グラマラス」と「アスリート」の２種類で、３分割した商品をそれぞれ「グラマラス・デリパ」、「アスリート・デリパ」として販売する。価格は従来と同じくシングルが税込７万９８００円、セミダブルとダブルは１〜２万円アップ。今後は他の商品についても「デリパ」シリーズとして分割形式を導入していく予定。同社では「デリパシリーズを増やしていくことで、多くのＥＣサイト運営事業者に当社の商品を取り扱ってもらいたい」と話している。
同社は１９８６年９月創業。従業員数は６９人で、資本金は４０００万円。

2018年4月3日発行