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主力品のライナップ拡充で18期連続増収  ダイショー


増収増益は2期ぶり

大手調味料メーカー㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の20年3月期連結決算は、売上高が前年比2・6%増の211億500万円、経常利益が同18・2%増の6億1800万円で2期ぶりの増収増益となった。
小売向けでは、積極的な広告・販促活動に加え、健康志向の新商品を投入するなどラインナップを強化した「焼肉のたれ」類が堅調に推移したほか、鍋スープも定番品のリニューアル効果などで売り上が伸長。また業務向けも販売チャネルごとの専任部署の新設、人員拡充によるメニュー開発・提案を強化で新規開拓が進み、18期連続の増収となった。利益面も増収基調に伴い、営業利益は9・5%増の5億5500万円、純利益は23・9%増の4億400万円となった。
今期は売上高が218億円(3・3%増)、営業利益が7億5千万円(35・1%増)、経常利益が7億5千万円(21・2%増)、当期純利益が4億7千万円(16・2%増)の増収増益を見込んでいる。

2020年5月26日発行