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主力の天丼はじめ一部メニューで値上げ テンコーポレーション


原材料費などのコスト上昇受け

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目)子会社で、天丼専門店を展開する㈱テンコーポレーション(東京都台東区浅草、用松靖弘社長)は1月11日、展開する「天丼てんや」193店舗で一部メニューの価格改定を実施した。

「500円天丼」をはじめ、創業以来ワンコイン天丼のチェーン店とし展開してきたが、昨今の原材料費、人件費、物流費などのコスト上昇に伴い価格転嫁するもの。これにより主力の「天丼」が500円から540円、「えび野菜天丼」が630円から650円、「海老穴子天丼」が970円から980円など、それそれ引き上げられた(すべて税込)。同社では「食材の選定方法の見直しや省人化機器の導入などに努めてきたが、如何ともし難く、(価格改定は)大変心苦しい。これからも全従業員が心をひとつにし、注文いただく天ぷら一品一品に心を込めて調理していく」としている。

同社は1989年4月設立、資本金は1億円、「天丼てんや」を主体に全国で直営・FC合わせ約200店舗を展開する。

2018年1月16日発行