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中間決算は増収増益  オーケー食品工業    国内外で売り上げ好調


 味付けあげ製造・販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、大重年勝社長)の2014年9月期の中間決算は、売上高が前年同期比5・6%増の45億900万円の増収、営業利益が
 2500万円の損失から4500万円の黒字、経常利益が3500万円の損失から4300万円に改善した。
 市場の低価格志向が続く中、大手コンビニチェーンや首都圏の小規模小売店の販路開拓に努めるなど、国内での売上増が貢献したことと、円安の影響で味付けあげの海外輸出が伸長した。利益面では販売量の増加に加え、生産効率の向上やコスト削減が奏功した。
 通期予想では、下半期の売り上げも上半期並みに推移することから5月に公表した業績を上方修正し、売上高が前期比2・9%増の88億円、経常利益が2500万円(前期は6200万円の損失)で黒字化を見込んでいる。