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中間期売上高は8・4%増の269億5600万円  高田工業所


増収とコスト減で経常は約7割増

プラント建設の㈱高田工業所(北九州市八幡西区築地町、髙田寿一郎社長)の9月連結中間期連結決算は、売上高が前年同期比8・4%増の269億5600万円、経常利益は69・6%増の16億1000万円で増収増益だった。
売上面では化学プラントの定修工事や電力設備の建設工事が増加、また「前年は上期の想定分が下期に計上がずれた案件もあったが今期は想定どおりに上期に計上できた」(髙田社長)こともあって増収、これに加えて工事の原価率、販管費率が下がったことで利益が伸び、営業利益は23・4%増の9億3200万円、当期純利益は17・5%増の5億8700万円となった。
通期連結は売上高が前期比3・5%減の475億円、営業利益は14・6%減の18億3000万円、経常利益は16・7%減の18億円、当期純利益は17・5%減の11億7000万円を見込み、今のところ予想修正はしていないが、髙田社長は「下期も大きな懸念材料はない。受注高も前年並みで来期への影響はないと見ている」と話している。

2019123日発行