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中間期売上高は4%増の119億円  RKB    ラジオ、催事が好調で増収に貢献


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の14年9月期中間連結決算は、売上高が前期比4・2%増の119億1300万円、経常利益が同4・0%増の6億9700万円で2期ぶりの増収増益となった。
 テレビのスポット収入が消費税増税の駆け込み需要の反動で1・7%減とやや落ち込んだが、ラジオがスポット、タイム収入ともに伸びたことで放送事業収入は2・5%増の81億5200万円。またシステム関連は民間向けソフトウェアの受注が増えたほか、その他事業の収入も来場者数が大幅に伸びた催事部門が好調で19・2%増と伸長し、2期ぶりの増収につながった。利益面は、システム関連事業が開発コストの増加で1億6200万円の営業損失を計上したものの、放送事業の増収基調に加え、催事部門の好調が後押しし、営業利益は2・1%増の6億2300万円、純利益は13・3%増の4億6500万円と、ともに2期ぶりの増益となった。
 通期は、売上高が251億9000万円(前期比0・2%減)、営業利益が16億4000万円(同7・0%減)、経常利益が17億2000万円(同9・3%減)、純利益が10億6000万円(同3・8%減)の減収減益を見込んでいる。