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中間期売上高は33%増の3億7000万円 アイフリーク モバイル


スタッフ雇用で赤字幅は一時的に拡大

モバイルコンテンツ事業などの㈱アイフリーク モバイル(福岡市博多区博多駅前3丁目、上原彩美社長)の9月中間期単体決算は、売上高が前年同期比27・4%増の3億7000万円で増収、経常損失が4400万円(前年同期は経常損失2000万円)で赤字幅が拡大した。

主力コンテンツの『森のえほん館』(電子絵本)では、ユーザーリクエストによる新作絵本を製作配信するなど、ニーズに応じた絵本ラインナップの充実、顧客満足度の向上に向けた取り組みを推進。強化していた営業活動が実を結び始めた結果、ANA国際線全線の機内モニターに採用されるなど増収に寄与した。一方でクリエイタースタッフの雇用を先行して進めており、一時的に先行費用がかさみ赤字幅が広がった。

通期予想の修正はなく、売上高が前期比33・0%増の9億4100万円、営業利益が同2・2倍の2700万円、経常利益が同6・2倍の2500万円、当期純利益が同19倍の1900万円で増収増益を見込んでいる。

同社は2000年6月設立。資本金7億8031万9000円。従業員118人。

2017年11月28日発行