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中間期売上高は3・2%増の98億7500万円  ダイショー


小売、業務用向けの開拓好調

大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の18年9月中間決算は、売上高が前年同期比3・2%増の98億7500万円、経常利益が同32・2%増の2億900万円で2期連続の増収増益となった。
昨今の内食、節約志向の高まりを背景に、主力製品の「焼肉のたれ」類の販売が順調に伸びたほか、秋冬市場で需要が高まる鍋スープ類も、人気の辛味系ポテトスナックとコラボした「コイケヤ監修 カラムーチョ鍋スープ ホットチリ味」などの新製品投入やリニューアルが奏功し売り上げを伸ばした。また力を入れる総菜分野を中心とした業務用製品の市場開拓については、販売チャネルごとに設けた専任部署が機能したことや人員拡充を推進したことで、6期連続の増収につながった。利益は販促への積極投資、労務費、人件費関連コストが増加したものの、増収基調に加え原材料価格も安定してきたことで、営業利益は1億9800万円(26・2%増)、純利益は1億2500万円(34・5%増)とともに増益となった。
通期は売上高が218億円(6・5%増)、営業利益が7億4000万円(20・9%増)、経常利益が7億4000万円(20・1%増)の増収増益を見込んでいる。

2018年11月13日発行