NEWS

中間期売上高は12%増の69億7300万円 シダー


売上増に伴い経常益も黒字転換

全国でデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比12・4%増の69億7300万円で増収、経常利益が1億7500万円(前年同期は経常損失7600万円)で黒字転換した。

売上面では、メーンの施設サービス事業で主に前事業年度に開設した施設において、新規利用者の獲得と充実したサービスの提供に努めた結果入居率が向上。デイサービス事業も利用件数が順調に推移した。利益面では、労務費を中心としたコスト管理を徹底。介護人材を確保するための費用や販管費は計画よりも増加したが、売上増でこれらのコストを吸収し黒字化した。営業利益は同6倍の3億1600万円、上半期純利益は1億4100万円(前年同期は6900万円の純損失)。

セグメント別に見ると、デイサービス事業は売上高が前年同期比5・5%増の17億9000万円、利益が同28・9%増の2億6500万円。施設サービス事業は売上高が同15・6%増の47億1300万円、利益が同93・3%増の4億9300万円。在宅サービス事業は売上高が同5・9%増の4億3700万円、損失が3000万円(前年同期は損失2700万円)。

通期では売上高が前期比8・3%増の137億8600万円、営業利益が同3・3倍の4億8000万円、経常利益が1億7500万円(前期は経常損失1億3600万円)、当期純利益が1億2100万円(前期は当期純損失1億3700万円)を予想している。

2017年11月21日発行