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中間期売上高は1・8%増の901億7900万円 マックスバリュ九州


人件費増で経常は13%減

イオングループで、九州内にスーパーマーケットを展開するマックスバリュ九州㈱(福岡市博多区大井2丁目、佐々木勉社長)の19年8月連結中間決算は、売上高が前年同期比1・8%増の901億7900万円、経常利益は13・0%減の9億8500万円で増収減益だった。
当期は5月にディスカウント業態のザ・ビッグ大牟田店、小型店のマックスバリュエクスプレス千早駅前店(福岡市東区)、7月にザ・ビッグ久留米すわの店を新規出店したほか10店舗の改装も寄与して増収、売上総利益率も増加したが、人件費など販管費が増加して、営業利益は12・1%減の9億8500万円、当期純利益は8月の豪雨被害による武雄店の特損を計上したため12・8%減の5億2200万円となった。佐々木社長は「売り上げはほぼ計画通り。荒利ももう少し上げる計画だったが、価格競争への対応で期待ほどの利益を上げられなかった」と話している。
通期では、連結売上高は3・7%増の1840億円、営業利益は5・9%増の25億5000万円、経常利益は4・9%増の25億5000万円、当期純利益は2・8%増の11億円を見込んでいる。

2019年10月23日発行