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中間期売上高は0・9%減の708億3900万円 黒崎播磨


海外での耐火物事業は堅調

耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区東浜町、江川和宏社長)の2020年3月期中間決算(4月1日~9月30日)は、売上高が前年同期比0・9%減の708億3900万円、経常利益が同14・7%減の49億2300万円と減収減益だった。
耐火物事業の海外売上高は増加したものの、溶鉱炉製造などのファーネス事業での大型案件が減少したことから営業利益も同10・4%減の48億8900万円だった。主要事業別の売上高は、耐火物事業が同1・0%増の589億5600万円、ファーネス事業が同110・3%減の77億8800万円、セラミックス事業が同8・8%減の32億9900万円、不動産事業が同9・5%減の4億1500万円、その他事業は同9・5%増の4億1500万円だった。これに伴い10月30日、通期業績予想の売上高を1480億円から1400億円に、経常利益を120億円から100億円に下方修正した。

2019年11月12日発行