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中間期売上高は0・9%増の99億6000万円 ダイショー
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広告・販促費、物流コスト増で減益
大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の20年3月期中間決算は、売上高が前年同期比0・9%増の99億6000万円、経常利益が同19・2%減の1億6900万円で増収減益となった。
7月の長梅雨による気温低下や日照不足、台風などによる天候不順が影響したが、精肉向けソース、総菜向けたれなどの業務用調味料の伸長に加え、新商品効果による小売り向け製品が堅調に推移し、7期連続の増収となった。しかし利益面では、広告・販促企画活動への積極投資や物流コストの上昇などが響き、営業利益は54・8%減の1億900万円、純利益は同80・8%減の1億100万円となった。
通期の業績予想については、消費増税による個人消費の冷え込みや台風被害などの天候要因で市場環境の先行き不透明感が残る中、中間決算の業績動向を踏まえ、売上高を220億円から210億円、経常利益を8億円から5億7000万円にそれぞれ下方修正した。
2019年11月12日発行