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中間期は燃料高騰と景気後退で経常65%減   第一交通産業    タクシー事業は増収


 第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)の09年3月期の中間連結決算は、売上高が412億800万円で前年比0・7%の微減、経常利益が7億6900万円で同65%減となった。
 予想を上回る燃料費の高騰と、景気後退と競争激化の影響を受け不動産事業の売上高が予想を下回ったなどから大幅減益となった。主力のタクシー事業の売上高は、245億9100万円で同10・6%増。期間中大分市の1社25台を買収し、タクシー台数は22台増加。タクシー認可台数は6786台となった。不動産事業の売上高は、64億5200万円で同20・3%減。マンションを含む分譲事業が同22%減で、賃貸事業は同10%減だった。輸入車販売などの自動車関連事業は、30億5200万円で同10・2%増。高級車種の堅調な販売と中古車販売、サービス部門などの伸びが寄与した。金融事業は、27億2000万円で同14・3%減。バス事業の売上高は、36億2500万円で横ばい。その他の事業は7億6300万円で同9・3%増となった。通期では、売上高が876億円で同4・9%減、経常利益が30億円で同42・6%減、当期純利益は18億4000万円で同47・6%増を見込んでいる。