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中間期は売上高2%減の109億8700万円  鳥越製粉


業務用需要減で

製粉業大手の鳥越製粉㈱(博多区比恵町、鳥越徹社長)の連結第2四半期連結決算(20年1月~6月)は、売上高は前年同期比2・2%減の109億8700万円、経常利益は同41・2%減の4億5700万円で減収減益だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で内食需要は増加したものの、主力である業務用(BtoB)の需要が外出自粛などの影響で大幅に減少。精麦飼料事業では新規子会社の設立や同業者からの事業譲渡などで、売上高は前年同期比約2・3倍になるなど躍進したが、製粉(前年同期比14・1%減)、食品(同7・5%減)などの主力事業の売上高が振るわず、減収となった。利益率が高い主力事業の減収が響き、利益面は大幅減益となり、中間純利益は同65・6%減の1億8600万円だった。
通期の予想は当期に公表しており、売上高は前期比6・8%減の208億円、経常利益は同43・8%減の8億円で減収減益見込みとなっている。

2020年9月8日発行