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中間期は売上高2%増の2594億3100万円 山九
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通期予想を上方修正
総合物流大手の山九㈱(本社東京都、本店・北九州市門司区港町、中村公大社長)の2017年9月の中間期連結決算は、売上高が前年同期比2・0%増の2594億3100万円、経常利益が同14・0%増の150億9700万円で増収増益だった。
物流事業分野では、国内および海外現地法人における事業の選択と集中、事業用資産の稼働率向上を推進。機工事業分野では、国内外での動員力と工事領域の拡大、工事効率・原価率の改善を進めたことが寄与した。営業利益は同10・1%増の149億7300万円、上半期純利益は同11・1%増の98億4400万円。
セグメント別に見ると、物流事業は売上高が前年同期比4・4%増の1329億880万円、営業利益が同13・0%増の38億5700万円。機工事業は売上高が同0・3%増の1156億2800万円、営業利益が同9・0%増の104億8000万円。その他の事業では、売上高が同8・1%減の108億1300万円、営業利益が同14・5%増の5億5400万円だった。
これらの結果を受けて通期予想も上方修正。売上高は5050億円から5120億円(前回比1・4%増)、営業利益は255億円から280億円(同9・8%増)、経常利益は257億円から280億円(同8・9%増)、当期純利益は168億円から182億円(同8・3%増)と見込んでいる。
2017年11月7日発行