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中間期は売上高17・5%増の61億1100万円 下関市のエストラスト
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経常利益は2・4倍の5億1300万円
山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、笹原友也社長)の2017年8月の連結中間決算は、売上高が前年同期比17・5%増の61億1100万円、経常利益が同2・4倍の5億1300万円で増収増益だった。
主力の不動産分譲事業が好調に推移。通期引渡予定戸数に対してすでに354戸の契約を締結し、契約進ちょく率は76・5%となった。分譲マンションが205戸(前年同期比46戸増)、分譲戸建18戸(同1戸減)。営業利益は同2・1倍の5億7800万円、純利益は同2・7倍の3億5100万円。通期予想に修正はなく、売上高が前期比3・9%増の143億円、営業利益が同7・7%増の11億6000万円、経常利益が同4・6%増の10億円、当期純利益が同7・3%増の6億6000万円を見込んでいる。
役員持株会を設立
また同社は、このほど役員持株会を設立した。
役員の同社株購入に際して、インサイダー取引を回避するとともに、役員自らが株式の継続的な取得と保有を通じて、株主との価値共有を図るのが狙い。名称は「エストラスト役員持株会」で、入会資格は同社と子会社の取締役(任意加入)。拠出金は毎月1口1万円で、拠出口数は99口を上限とする。退会は任意および役員退任時。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。従業員71人(連結)。九州・山口と広島、愛媛の9県で供給実績がある。
2017年10月24日発行