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中間期は売上高15・8%増 小野建


鋼材市況好調

鋼材商社の小野建㈱(北九州市小倉北区西港町、小野建社長)の2017年4月から9月までの連結業績は、売上高が前年同期比15・8%増の928億8000万円、経常利益が同54%増の30億7000万円で増収増益だった。

販売数量の増加、鋼材市況の上昇で売上高が増加し、利益面でも売上高の増加、在庫販売による含み益が伸び、利益率が上昇。九州・中国、関西・中京、関東・東北の全エリアで売上高、セグメント利益ともに増加した。通期は、鋼材市況の好調、10月に開設した佐世保営業所の収益が加わるなど、販売エリア拡大と販売シェア向上に取り組み、売上高が前期比9・7%増の1936億8000万円、経常利益が4・7%増の59億600万円の増収増益を見込んでいる。

同社は1949年8月設立。資本金37億8053万3865円。従業員539人。

2017年11月14日発行