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中間期は売上高13・5%増の14億2600万円 システムソフト
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通期業績予想を下方修正
システム開発、ウェブマーケティング支援の㈱システムソフト(福岡市中央区天神1丁目、吉尾春樹社長)の2020年9月期中間連結決算は、売上高が前年同期比13・5%増の14億2600万円、経常損失は1億7700万円(前年同期は経常損失5700万円)だった。
主要事業のシステムソリューション事業が堅調に推移し、SES(顧客先に常駐し、業務を請け負うシステムエンジニアリングサービス)の契約が増加したことから増収。一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外の投資先状況が不透明であることから投資事業の子会社㈱アライアンステクノロジーが保有する海外子会社の株式の一部の帳簿価額を減額し、投資有価証券評価損2億7200万円(連結)を特別損失として計上したことから、純損失5億2900万円(前年同期純損失8500万円)となり、赤字幅が大幅拡大した。セグメント別にみると、システムソリューション事業の売上高は20・8%増の11億9300万円、セグメント利益は2・1倍の6079万円。マーケティング事業では売上高が26・3%減の2億1165万円、セグメント損失1570万円(前年同期経常損失は1392万円)、各子会社のIot関連の商品、サービス提供や投資事業のその他事業は売上高が59倍の6618万円、セグメント損失は1億3790万円(同216万円)の赤字。営業損失は1億8000万円(前年同期営業損失は4100万円)。
この結果を踏まえ通期連結業績予想を下方修正。売上高は前回予想の35億円から11・4%減の31億円。経常利益は1億円から90%減の1000万円を見込んでいる。 同社は1979年9月設立。資本金15億600万円。従業員158人。
2020年6月9日発行