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中間期は売上高12億600万円  ピー・ビーシステムズ


通期業績は過去最高予想

企業向け基幹システムクラウド化など展開する㈱ピー・ビーシステムズ(福岡市博多区東比恵3丁目、冨田和久社長)の2020年9月期中間決算は、売上高が12億600万円、経常利益が1億3400万円だった。
当事業年度から中間期の業績開示をしているため、増減率は発表していないが、参考値として開示している経営成績前年同期比では中間期売上高は35・7%増、経常利益は45・7%増。VRシアター「4D王」を製造販売するエモーショナルシステム事業は新型コロナウイルスの影響で受注に遅延が生じたが、企業のIT投資需要が高く主力のセキュアクラウドシステム事業が好調に推移した。通期業績は売上高が前年同期比20・9%増の21億5000万円、経常利益が同33・9%増の1億7000万円を見込んでおり、過去最高の前年を上回る増収増益を予想している。
同社は1997年設立。資本金2億2053万円。2019年9月に福証Qボード上場。19年9月期の売上高は17億7800万円、経常利益は1億2600万円。従業員数48人。

2020年6月2日発行