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中間期は原価率、物流コスト上昇で増収減益 ベガコーポレーション
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通期売上見込は19・5%増
インテリア家具を中心としたEコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園、浮城智和社長)の2017年9月中間期決算は売上高が前期比同27・3%増の62億5000万円、経常利益が同47・2%減の1億7300万円で増収減益だった。純利益は50・9%減の1億600万円だった。
ウェブ内においての広告など積極的な販促活動によって売り上げが増加したが、大手インターネットモール内の価格競争が激化し、コモディティ商品の売価値下げを実施したことで、原価率や配送単価が上昇し、さらに、荷造配送費、研究開発費などの販管費率が前期比2・4%上昇したことで減収となった。同社では「研究開発費の効率的投資、原価率改善、物流コスト抑制を徹底していきたい」とし、上期業績を受けて、今期売上高を期首予想から下方修正し、売上高は前期比19・5%増の131億円、経常利益が同54・2%減の3億7000万円の増収減益を見込む。
2017年11月14日発行