NEWS

中間期の経常益30%増の11・2億円  筑邦銀行9月中間決算


通期予想も利益を上方修正

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の17年9月の中間連結決算は、経常収益が前年同期比5・2%減の86億9200万円、経常利益が同30・8%増の11億2000万円の減収増益となった。

有価証券利息と資金運用収益が減少したことに加えて、有価証券の売却益が減ったことで減収。一方、利益面では営業経費や不良債権の処理費用が減少したことで、2億6400万円の増益となった。中間期利益は19・1%増の6億5500万円。銀行単体ベースでは、経常収益が8・7%減の60億8500万円、経常利益は45・0%増の10億900万円だった。

通期では上方修正。経常収益が前年同期比5・1%減の170億100万円(期首予想比6000万円減)、経常利益が同21・6%増の18億8000万円(同7億3000万円増)、当期純利益が12・5%増の11億1000万円(4億4000万円増)の減収増益を見込んでいる。

2017年11月21日発行