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中間期と通期の業績予想を上方修正 南陽
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週刊経済2022年11月1日発行
期末配当も上方修正
福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・㈱南陽(武内英一郎社長)は10月24日、9月中間期と通期決算の連結業績予想を上方修正した。
中間期では建設機械事業で災害復旧工事が継続して実施されたことで、レンタル機械の稼働率が向上。産業機器事業では半導体メーカーの積極的な設備投資を受け、市場好調に推移したことなどから当初予想を修正した。売上高については当初予想を10億円上回る前期比11・1%増の185億円、経常利益は3億円上回る同6・7%増の14億円になる見込み。営業利益は2億5千万円上回る同8・1%増の12億5千万円、純利益は1億5千万円上回る同3・6%増の9億円に上方修正した。
また、通期でも建機事業で引き続き災害復旧工事関連の需要が想定され、産機事業では部品不足の影響から納期時期が下期に後ろ倒しになったことなどで上方修正。売上高は20億円上回る同12%増の390億円、経常利益は2億円上回る同9%増の29億円に修正。営業利益は1億円上回る同12・5%増の27億円、純利益は1億円上回る同6・3%増の18億5千円にそれぞれ修正した。これに伴い、同社は期末配当予想を5円上回る73円に修正し、年間配当は前期を6円上回る88円になる見込み。