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中間期と通期の業績予想を上方修正 南陽


利益面を中心に修正

福岡市博多区博多駅南5丁目の機械商社・㈱南陽(武内英一郎社長)は10月19日、9月中間期と通期決算の連結業績予想を上方修正した。
九州地区への度重なる災害発生に伴う復旧工事が継続するなか、建設機械事業のレンタル機械の稼働率が向上するとともに、産業機械事業で生産機器・消耗部品の販売が好調に推移したことが要因。売上高については5月10日に公表した当初予想の190億円と変わらないものの、経常利益は当初予想を2億7000万円上回る前期比14・2%増の14億円になる見込み。営業利益は2億6000万円上回る同19・6%増の13億4000万円、純利益は1億9000万円上回る同16・7%増の9億4000万円に上方修正した。
また、通期では売上高を13億円上回る同8・6%増の393億円に上方修正。経常利益を1億5000万円上回る同1・9%増の26億円に修正。営業利益を2億円上回る同9・2%増の25億5000万円、純利益を1億2000万円上回る同4・4%増の17億5000万円にそれぞれ修正した。要因としては建機事業のレンタル部門が好調を維持することに加え、産機事業の電子部品・半導体業界への設備機械の販売が好調に推移する見通しを挙げている。

2018年10月30日発行