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中級申込者は559人で倍率11・0倍 福岡市行政職採用試験


初級は10・3倍

2018年度福岡市の中級行政職(短大卒程度)の採用試験の申込者は前年比23・6%減の559人で、初級行政職(高校卒程度)は同4・2%増の810人だった。
中級行政職の採用予定数は51人で、競争倍率は11・0倍。申込者が173人は減った上に、採用予定数が1人増えて、倍率は前年度の14・6倍から下がった。このうち行政事務の申込者は27・7%減の436人で、採用予定数も5人減の35人となり、倍率は15・1倍から12・5倍に下がった。学校事務の申込者は4・7%減の123人に減った上に、採用予定数が6人増の16人になったため、倍率は12・9倍から7・7倍に下がった。
一方、初級行政職の採用予定数は前年同様に79人だったが、申込者が増えたため、倍率は9・8倍から10・3倍に上がった。倍率が最も高い行政事務は、35人の採用予定数に対して577人の申し込みがあり、倍率は16・5倍。学校事務は前年から6人増の16人の採用予定数に対して、申込者は36・7%減の105人となり、16・6倍から6・6倍と大幅に下がった。また、土木、建築などの行政技術職は合わせて28人の採用予定数に対して128人の申し込みがあり、競争倍率は4・6倍となった。このほか消防吏員Bは28人の採用予定に対して601人の申し込みがあり、前年の29・5倍からは下がったものの、競争倍率は21・5倍と狭き門となっている。試験は9月23日に第1次を実施し、10月5日~12日に一次合格者を発表。12月中旬までに最終合格者を発表する。

2018年9月26日発行