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中洲店を増床リニューアル 東京のドン・キホーテ


週刊経済2022年11月29日発行

「ゲイツ」1階部分に

総合ディスカウントストアを運営する㈱ドン・キホーテ(東京都目黒区青葉台、吉田直樹社長)は11月11日、ドン・キホーテ中洲店(福岡市博多区中洲3丁目)をリニューアルオープンした。
同店は2011年10月、複合商業施設「ゲイツ」内にオープン。繁華街やオフィス街に近いため、従来からビジネスマンや近隣の飲食店従業員などに利用されていたが、Z世代やミレニアル世代といった新たな層をターゲットに、商品構成や売り場レイアウトを大幅にリニューアルした。既存の2階、7階の店舗に加え、新たに1階で増床。増床部分は669・2㎡で、総売り場面積は3272・2㎡となった。1階には、理美容家電やコスメ、キャラクターグッズなどをそろえた「ときめきドンキ」を新設。同社のオリジナル商品ブランド「情熱価格」を強化したコーナーや、最新コスメを試したり、購入した商品を使用することができるパウダールームも、同社店舗で初めて設けた。また、有人レジとともに、同社グループの電子マネー「majica(マジカ)」のアプリ会員向けのセルフレジも設置した。営業時間は1階が午前8時〜翌5時(来年1月から24時間営業予定)、2階が24時間営業、7階が午後2時〜翌1時まで。
山下心平店長は「増床部分の『ときめきドンキ』は、当社店舗で初の試みとしてターゲットと同世代の女性社員がプロデュースした。増床直後から既存のお客さまのほか、新たなお客さまにも注目していただいている」と話している。