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中洲ゲイツビルに会員制創作活動施設  サウンド・ヴィジョン・アンド・テクノロジー    会員300人目指す


 ウェブサイト制作、広告代理業などの株式会社サウンド・ヴィジョン・アンド・テクノロジー(福岡市博多区中洲3丁目、宮都聡社長)は4月13日、中洲ゲイツビル8階にクリエイター向けの会員制創作活動施設をオープンした。
 フリーランスで活動するデザイナー、カメラマン、ライター、プログラマーなどの創作活動を支援し、業界の活性化を図るもの。名称は「福岡クリエイティブビジネスセンター」。場所は明治通り沿い博多大橋交差点南側。広さは138平方mで、コワーキングスペースと、照明機器、撮影台、三脚、レフ版、ビデオカメラ、スピーカーなどの機材を備えた撮影やセミナーができるスタジオ2室のほか、レンタルクローゼット、ギャラリースペースなどで構成する。コワーキングスペースには、B0サイズまで出力対応のプリンター、プロジェクター、Wi‐Fiなど「充実した設備を整えており、打ち合わせから制作、編集、発表、販売まで一貫した創作活動をサポートできる施設を目指している」(宮都社長)という。営業時間は午前10時~午後10時まで。会員制度を設けており、費用は入会金500円、月会費1000円で、施設利用料金が安くなる。非会員価格での利用料金は、コワーキングスペースが1時間500円、スタジオが2時間5000円など。目標の会員数は3カ月で300人。センター長は大音晃司NPO法人heyho(ヘイホー)理事長が務める。今後、クリエイターの商品販売や仕事の受注方法などセールスやプロモーションに関するセミナーや作品発表のイベントの開催も構想している。
 宮都社長は「クリエイター同士が集い、情報を共有し、発信していくコミュニティスペースにしていきたい」と話している。