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中洲に環境配慮型のダイヤモンド専門店 福岡市在住の入江秀子さん


週刊経済2021年8月31日発行

市内で3店舗体制を目指す

福岡市在住の入江秀子さんは8月7日、同市博多区中洲4丁目に合成ダイヤモンドのラボグロウダイヤモンド専門店をオープンした。
店名は「SRIYE(スライエ)」。場所は通称・人形町通りのテナントビル「GRAND BUIL.」1階。店舗面積は56㎡。ラボグロウダイヤモンドは、科学技術で生成される合成石。採掘を必要とする天然ダイヤモンドとは違い、高温高圧の環境を人工的に再現した研究所で数週間から数カ月で生成され、採掘の際の環境負荷などの問題が生じない特徴をもつ。また、化学成分や結晶構造は天然ダイヤモンドと基本的に同じだが、供給が安定していることなどから天然ダイヤモンドの半分程の価格相場で取引されているという。同店ではジュエリーメーカー(米国)・Smiling Rocks(スマイリング ロックス)のジュエリー商品60アイテムを揃える。平均客単価は7万円。ターゲット層は中洲勤務の20歳代女性、30代〜40歳代女性。年商は6千万円を目指す。スタッフは入江代表と伊藤慎也さん。入江代表は「宝石販売の経験を生かし、環境意識の高い女性に訴求したい。5年内には市内3店舗体制を目指す」と話している。