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中村学園大生が企画開発した八女茶の入浴剤  西福製茶    1パック、216円


 日本茶の卸売、販売業の西福製茶株式会社(福岡市博多区博多駅前1丁目、西隆治社長)は12月16日、八女茶の入浴剤「お茶風呂パック はいりん茶(ちゃ)い」を発売した。
 中村学園大学流通科学部の手嶋恵美ゼミ生4人が、JR九州リテール株式会社(同市博多区、本多修一社長)の「地域ブランド開発プロジェクト」に企画を持ち込み、西福製茶が製品化した。素朴さをテーマにした同商品は、商品開発、パッケージデザイン、価格設定など全てを学生が立案、企画したのが特徴で、約20gの茶葉と粉末を8センチ×16センチ程の不織布に梱包し、湯船に浸して使う。1パック税込216円で、博多弁コメント入りのデザイン6種類のパッケージがある。同社直営店「はかた茶くら」と博多駅構内の「Hakata 銘品蔵デイトス店」で先行販売していて、1月から順次、雑貨店などに販路を拡大する計画。商品開発に携わった中村学園大学4年生の中島志穂さんと笹栗理子さんは「土産物や贈答品として気軽に送れる天然素材にこだわったお茶入り入浴剤を通じて、福岡の特産品である八女茶の普及促進に貢献したい」と話している。
 西福製茶は1936年5月設立。資本金1000万円。