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中期計画を見直し、売上げ目標12・5%減 ワールドホールディングス


ROE、配当性向は据え置き

人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの㈱ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)は、現在進行中の2017年度から21年度まで5カ年の「新・中期経営計画2021」を見直す。8月19日に発表した。
従来計画の売上高目標2000億円と営業利益目標100億円を、それぞれ1750億円、80億円にする。
同社は「不動産ビジネスにおいて、想定以上の市況のバブル化によるリスク管理を強化するため」としている。
また、同社はこれまで企業買収も実施してきたが、M&A市場も高騰しているため、無理な規模拡大を追わず、引き続き好調な人材・教育ビジネスに軸足を置く。ROE(自己資本利益率)と配当性向はそれぞれ当初目標の20%と30%を据え置いた。

2019年8月27日発行