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中央区鳥飼に7階建て賃貸マンション完成 新出光


週刊経済2021年9月22日発行

ハンズフリーキーや非接触型EVを採用

石油製品販売大手の㈱新出光(福岡市博多区上呉服町、出光泰典社長兼グループCEO)が、同市中央区鳥飼3丁目に建設していた7階建て賃貸マンション「ラフィーネ鳥飼」が8月31日に完成した。

これはイデックスグループ事業6本柱の1つ、不動産事業の拡大を目指し、保有不動産の有効活用を図る一環としてハイクオリティな賃貸マンション開発を進めている。グループが所有する賃貸マンション「ラフィーネ」シリーズでは4棟目。場所は大濠公園西側から約600m(徒歩7分)の閑静な住宅街に立地。敷地面積は1101㎡。建物は鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は2773㎡。ファミリー世帯向けの高級賃貸マンションで、総戸数は33戸(3LDKが18戸、2LDKが15戸)。ウィズコロナ時代に対応するため、全戸ハンズフリーキーや非接触型エレベーターを採用。万が一の災害に備えて、1階に災害備蓄倉庫やデジタルサイネージを設置し、安全安心を追求している。管理は新出光不動産㈱が担い、9月1日から入居を開始している。

ラフィーネシリーズでは、2019年3月に「ラフィーネ大手門」(福岡市中央区、14階建て・70戸)、昨年2月に「ラフィーネ本川(ほんかわ)」(広島市中区、15階建て・78戸)、同3月に「ラフィーネ グラン室見」(福岡市早良区、14階建て・55戸)が完成している。