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中央区高砂1丁目にコワーキングスペース K‐PLAN


障がい者の仕事創出につなげる

障がい者支援施設と一般企業のマッチングを展開するK‐PLAN(福岡市博多区千代5丁目、下平和佳代表)は8月1日、同市中央区高砂1丁目にコワーキングスペース「TAKASAGO BASE」をオープンした。

同社では、一般企業が展開するサービスや商品の代理店となり、その付随業務を障がい者就労支援施設に委託する事業や施設へさまざまな案件をあっせんする仲介サービスを展開。今回のコワーキングスペースは、個人事業主など向けに業務スペースとしての活用をはじめセミナーや交流会の会場として貸し出す計画で、そこに集まる事業者や個人からニーズをくみ取り、障がい者の仕事を創出していく狙い。9月末まではプレオープン期間とし、10月から本格的に運営していく。場所は、日赤通り沿い、西日本シティ銀行渡辺通支店向かいの「サンクス渡辺通」9階。メゾネットタイプで、下階が下平代表が理事を務める他団体や同社の事務所、上階がコワーキングスペース。上階部分の面積はベランダ部分含め30㎡。営業日は基本的に月曜日から土曜日。時間は午前10時から午後11時。料金は2時間からの利用で、1時間あたり1000円、3時間目からは1時間あたり800円(4時間以上は要相談)。貸し出し用パソコンを3台備えるほかキッチンスペースの貸し出しも可能で、料金は今後検討していく。最大20人まで収容可能。

下平代表は、北九州市小倉北区出身。1965年11月1日生まれの51歳。九州電機学園高校(現希望が丘高校)中退。趣味は旅行。2005年に化粧品の通販事業で起業。08年から障がい者支援施設の運営手伝いをはじめ障がい者支援施設と一般企業の仲介サービスを展開。現在は、県内12カ所、名古屋3カ所、滋賀2カ所の障がい者支援施設と取引がある。従業員は1人。

2017年8月16日発行